Lauten Audio LA-120とsoyuz Launcher Deluxe
今回は音楽仲間の間でも興味のあるなしといいますか温度差がキッパリ分かれる機材のお話です。
しかも、現時点ではいずれも日本国内においては販売されていない機材であります。(Launcher Deluxeに関してはそのうち国内でも販売されるという噂ですが、soyuzの製品は国内では近頃アホみたいに値上がりしていますから、安くない送料を払ってでも海外から取り寄せた方が国内で買うよりまだ安く上がるかも知れません。本国やヨーロッパと比べて3割増ぐらいの価格で売っているので。)
YouTubeで数々の機材のデモ音源を聴きまくり、これらに関してはどうしても欲しくなって海外から取り寄せました。
まずLauten Audio LA-120というマイクについては、かつて一時期日本でも普通に購入出来たようですが、クオリティの高さを考えると安過ぎるぐらいなので、AKG C451だのNEUMANN KM184だのあたりの売り上げに響きそうだから排除されたのか、はたまた安すぎてメーカーさんとしては割に合わない製品なのか理由はわかりませんが、ともあれ日本国内には入らなくなりました。
ちなみに、最近こちらの製品を含む同社の”SERIES BLACK(お手頃価格でハイクオリティ)”はリニューアルされてV2となりました。私が持っているのは旧バージョンですが、それでも素晴らしい音質だと思います。 やや明るめながら全帯域の輪郭をしっかりと捉えたバランスの良い音で、高域が耳に刺さったりカサついたり低域がぼやけたりすることはありません。クリアでナチュラル。
ステレオ録りに興味があって、ステレオペアで購入してもあまり高価でなく理想的な音で録れるマイクが欲しいと思ってあれこれ試聴しまくり、LA-120に決めました。もし国内で状態の良い中古なぞ出ていたら、絶対”買い”なマイクです。
soyuz Launcher Deluxeについては、私はそもそもsoyuz製品のファンでマイクも013と023というのを持っていて大変気に入っていて、同社の新製品というので発表と同時に興味津々でした。
電源を持たないマイクプリで、これを通すだけで内蔵されている手巻きトランスの働きによって中低域に豊かさが加わり、押し出し感のある音(soyuzカラー)にしてくれます。
ダイナミックマイク、コンデンサーマイク、リボンマイク、そしてシンセにも使えます。
私はShureのSM57やLewitt LCT441やRolandのシンセで試してみて、効果を実感しました。
それら二つの機材を一緒に使ってみた動画を作ってみたのがこちらです。ご興味持っていただけた方はぜひご視聴くださいませ。
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