「ドードーは滅びた」MV公開!
一応、新曲です。
ドードー鳥のぬいぐるみを撫でていたら「ドードーはほろ〜びた〜♪」と鼻歌が出てきまして、それを唄いたくて作ったのです。
なので、本当にそれだけの歌です。
しかし、これという天敵もなかったがゆえに飛ぶ能力もなく地上でのんびり平和に暮らしていたであろう警戒心のないドードーが、人間と彼らが連れてきた動物達によって滅ぼされてしまったのだといういきさつは、少し音楽で表現してみたいと思いました。
2分ないショートフィルム的にご覧いただければと思います。
HANSAのドードーのぬいぐるみは、一般的な想像図などとはかなり感じが違っています。
小顔で目がパッチリしていて体はフワフワしているのです。想像図では、大概頭が大きくて目が小さいずんぐりむっくりさんですね。
ドードーは、絶滅させられたばかりか、剥製や骨格標本一つ残されていない鳥です。
部分的な骨が残っているのみで、それとわずかに残っていた誰かしらのスケッチを元に、”こんな感じじゃなかったのかな?”と剥製モドキが作られたりなんかしているのです。
生物的にはハト目とされていますから、HANSAのぬいぐるみデザインは、一般的なイメージ画や剥製モドキよりも、ハト目である事を意識したのかなと思えるもので、実はあながち間違っていないのかも??
ともあれ、そんなのは誰がどう研究しても考えても想像の域を出ませんし、このMVで私が描いているものも”人間と、人間が持ち込んだ動物に捕食された””人間は飛べないドードーを遊び半分に棒で殴り殺した”等々の僅かな情報からドードーの視点を空想したものに過ぎません。
風景の画像は、実際のモーリシャスのもの、その近隣のものを集めました。
ぬいぐるみの撮影にあたっては、100均ストアに行って、数種類の小さい観葉植物、土の上の足元を撮る為の土を入れるトレイ、背景とするグリーンのフェルト布など購入してきました。ちょっとした事でどなたも気にもとめないかも知れませんが、そこはこだわりです。
100均は有難いです!他の動画では、色画用紙やプラ板など購入して写真のバックや小道具作りに使っています。
ドードーを襲う犬は、実家の犬をおちょくってカメラに飛びかからせて撮りました。
音楽について語ると、前半部分にも歌詞を入れて唄っていたのですが、自分の唄の下手さに嫌気がさしたし、元々唄いたいのは「ドードーは滅びた〜」だけだったので、インストとしました。それで良かったと思います。
短い音楽ですが、陽気な日常→不穏→危険→起きた事に対する想い、、という流れを表現出来ていたら幸いです。
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