新作「妄想フクロウ」のMV公開!
最近は、作ってはボツにしてというのが多かったのですが、この曲に関しては歌詞が出来てから作曲、さらに音源として形にするまではグズグズしていて時間がかかった(歳のせいか、機材を立ち上げても作業しないままにうとうと寝てしまう。)ものの、ボツになる気がしなかった作品であります。
さらにボツになる可能性を無くすがごとく、マイケル中原さんにコーラスとギターをお願いしちゃいましたからね。引き受けて下さって感謝!!
これは、まず歌詞が気に入っているんです。冒頭の「フクロウみたいにカッコよく生きたいわ」が最初に浮かんだ言葉です。次に浮かんだのは「獲物はどこだ」。そこから広がるWAJINワールド。「巷に咲く花の色はわからなくても」って言葉も出てきますが、実際、フクロウは視力に大変優れているものの色は識別出来ないそうです。世間の流行や価値観はよくわからないけれども、、って意味合いを絡めました。
「妄想のはばたき」という言葉も出てきますので、はばたきっぽい音にする為にドラムはブラシで叩いたものにしたいと思いましたが、手持ちのサンプリング音源のパターンに自分が使いたい感じのものがなかったので、ブラシのスティックを買い、壊れ馬頭琴のボディを叩きました。ネックが傾いていてチューニングしようにも弦を締められない馬頭琴なんか、打く以外に使い道がありません。まあ、そんなことでも役に立って良かった良かった。
歌メロは自分が唄うには難しく作りすぎてしまって、かなり苦労しました。(こういうメロディラインは好きなのですけれども。)
結構唄い直したのですが、まだまだヘロヘロですね。情けない。私のメインヴォーカルのピッチがいつも以上にアヤシイうえにちょくちょくモタって(出遅れて)いるので、それに合わせるマイケルさんもかなり苦心されたこととお察し致します。細かくタイミングを合わせて下さったそうで、お手間おかけしました。
しかし、このミックスとマスタリングは我ながら上出来と思っております。
マイケルさんの色気あるフレージングのアコギを綺麗に響かせたいな〜と考えたら、自然と全体的にいい感じにまとまりました。妄想っぽい奥行きと透明感を不思議な感じを出せたかなと思います。
MVではアナホリフクロウのミミさんに共演してもらっています。
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