CBT48
CBT48なんていうと、握手券商法のアイドルグループみたいだしジャケもちょっとそれっぽいですが(でもお洒落カッコいい)、これはちびたさんプロデュースのアルバムタイトルであります。
なんと!48秒の楽曲が48曲収録されているという大変ユニークなアルバムです。
ちびたさん自身、かなり表現の引き出しの幅があるアーティストさんなんですが、彼単独の多彩な48秒作品たちに加え、Kenioさん、Ropessさん、G Forceさん、PONPONさん、KOYOさん、Tonaさん、kazma tamakiさん、さだぼうさん、菊地信司さん、キャロフィーさん、そして私WAJINと、11名ものそれぞれに個性が全く異なるアーティストとのコラボ作がたっぷりなので、それはもうカラフル!
48秒という短さなのに、どの作品も中途半端感が全くなく、きちんと聴きごたえがあって完結しています。例えるなら、きちんと書き下ろされたCMソング集的な趣。
コラボの形式としては、その多くがちびたさんが48秒のオケをお相手に投げて自由に作詞してメロディを付けて唄ってもらうパターンと、逆にお相手から48秒で作られたオケを受け取ったちびたさんが歌詞、メロ、歌など入れるパターン。
48秒という絶対的な縛りこそあれ、一枚のアルバムに収められたものを一続きで聴くとなると、いわゆるジャンル的な違いや打ち込みと生楽器だの個々の好きなサウンドの違いによって凸凹して聴きにくくなりそうなものですが、凄いことにこのアルバムは終始心地よく落ち着いて聴き通せる仕上がりになっているのです。
これはもう、こういうアルバムを作りたいという発想もしかりですが、ミックスとマスタリングで生も打ち込みも音色の違いも丸め込んで全体の統一感を打ち出したプロデューサーとしてのちびたさんの力量に脱帽。
こちらから購入出来ます。
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